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CATEGORY - レコード作り / コラム

レコードの帯について

中古レコードコレクターの間ではもはや定番のアイテムとなっているこのレコードの帯は、一体なぜ付いているのでしょうか。

レコードの帯は日本国内の独特の文化で、50年代頃に発売されたレコードに付くようになったと言われています。

今ではインターネットで簡単に告知や販売促進ができてしまいますが、当時はそうもいきません。かといって、ジャケットのアートワークの中に販売文句を入れるわけにもいかない。そこで帯はそのレコードがどんな音楽なのか、どんなアーティストの作品なのか一目でわかるように現代でいう商品ポップのような役割を果たしていました。

店頭に並ぶレコード手に取る人々の想像をかきたてるように、当時ならではのキャッチコピーやデザインはコレクターでなくても愛着を持ってしまいます。

 

 

また帯にも色々な種類があり、かぶせるタイプの「かぶせ帯」、インサートと一体型になっている「インサート帯」、帯が一周繋がっていない「半掛け帯」、透ける紙を使った「半透明帯」など色々なタイプが存在します。

年代やレーベルによって形も様々、薄い紙がむき出しになっている上に、広告物として捨てられることも多かった帯は形を保っているものが少なくレアな帯付きの中古レコードはうん十万とするものもあります。海外でも日本の帯は人気で、コレクターズアイテムとしても売買されています。

手間とコストはかかりますが、ウルフパックの制作でもオプションとしてつけることができます!

Mai

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