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CATEGORY - レコード作り / コラム

7インチのラージホール、スモールホールについて

7インチにはなぜ大きな穴が開いているのでしょうか。
ウルフパックの7インチのレコード制作でも、ラージホールとスモールホールの選択ができます。

7インチの穴の大きさの違いは、硬貨を入れて好きな曲を選びボタンを押すと音楽が再生されるジュークボックスの作りに由来します。
ジュークボックスは、アメリカで1930年頃に78回転SPレコードを高音質で自動再生する機械として若者の間でブームに。30年代に入ってから一般に普及し、日本には戦後に導入したといわれます。

しかし日本で7インチレコードが発売されたのが50年頃で、まだその頃ジュークボックスは珍しいものでした。経済成長と共に商業施設が発展していく70年代まで飲食業やホテル、喫茶店やボウリング場などに設置されて全盛期を迎えたといわれています。
そのジュークボックスのオートチェンジャー機能で1曲ずつ連続演奏する用途が想定され再生機能によりラージホールが採用されていました。
センターホールが小さいと機械の誤作動が発生するため、このように大きな穴になっているようです。

 

70年にはジュークボックスが衰退、ラジオもデジタル音源メインの昨今においては、
デザインや好みによってホールサイズを選ぶ方が過半数だと言えます。

 

どちらのフォーマットでも収録時間は変わりません。【収録時間について】

 

コレクターやDJにも今なお人気の7インチ、カラー盤やピクチャー盤、特殊レコードでも制作可能です!!

 

 

Mai

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